ドケルバン病
2024/05/14
ドケルバン病って何??
手首の腱鞘炎の一種です。手首親指側の腱鞘炎です。
親指につながる腱が手首の周囲で炎症を起こし、痛みが生じます。
・妊娠、出産後、更年期以降の女性
・手作業をよくされる方
・重量物を持ち上げるなどの、繰り返し負荷をかける動作が多い方
などに多く発生しやすいです。
どのような症状が起こるか??
・物をもったときに痛みで、物を落としてしまう
・力が入らない
・朝の起床時などに動かしたときに痛みが生じる
・ひどい場合、黙っていても痛みが生じる
腫れや炎症が強くなると、安静時にも痛みが生じてくると重症度が上がり
治療に長い期間を要することがあります。
どのようなことが原因になるのか??
・姿勢が悪い(巻き肩や猫背などの姿勢不良)
・腹筋や肩甲骨を固定するインナーマッスルの低下
・良く体を動かすことを仕事で行うが、ストレッチなどのケアをしない
・過去に肩や肘などをケガしていて、リハビリが完了していなかった
など、原因になることは様々です。
上記に記載した、女性や手を使う仕事をされる方に多いのもありますが
ストレッチ不足や、姿勢不良。ケアをしないなども要因になります。
症状の初期症状を我慢していると
最初は、痛いのを数日我慢していれば良くなった
↓
毎日痛みが取れない
↓
黙っていてもジンジン痛い(痛み止めを飲んでも効かない)
↓
肘や肩にまで痛いのが広がってきた
というように悪化の経過をたどります。
どのような検査でドケルバン病と判断するのか
上記画像のように
親指を握った状態で、小指側に手首を傾けて手首の親指側に痛みが出る場合
フィンケルシュタインテスト陽性となり、ドケルバン病と判断します。
また、当院ではエコー検査(超音波観察装置)による検査を行い
どの筋肉、もしくは腱や関節にどのような支障が起こっているのか?を
より細かく検査することが可能です。
りまーる接骨院での治療方法
手の腱鞘炎部分に炎症がある場合は、包帯やサポーター。
テーピングなどによる固定が必要です。
痛い時は動かさず、固定し冷やす事が必要です。
当院では、患部に対して電気治療を行い、傷ついた腱や筋肉に対して
回復をさせ疼痛を減少させます。
包帯などで固定をしつつ、痛みや使いすぎによる関節の歪みなどを調整することで
更に疼痛が減少し、動かせるようになってきます。
その後は、リハビリ(運動療法)を実施し原因になっている姿勢や筋力低下を
改善していきます。
オススメのコース→全身整体コース+ES-5000