脊柱管狭窄症
2025/04/01
脊柱管狭窄症とは?
脊柱管狭窄症とは、背骨の中を通っている神経の通り道(=脊柱管)が、
何らかの原因で狭くなり、神経が圧迫される疾患です。
脊柱管の中には、脊髄や神経根といった重要な神経が通っており、そこが狭まると、
神経の通りが悪くなり、さまざまな神経症状が引き起こされます。
多くは加齢による椎間板や靭帯の変性・肥厚が原因で、特に50代以降の中高年に多く見られます。
最近では、若い世代でもデスクワークや姿勢不良、筋力低下により発症するケースが増えてきています。
脊柱管狭窄症の症状とは??
脊柱管狭窄症の代表的な症状には以下のようなものがあります。
・腰から足にかけてのしびれ・痛み
・歩いていると足がしびれ、休むと回復する(間欠性跛行)
・足の感覚が鈍い、冷たく感じる
・立っているとつらいが、前かがみになると楽
・排尿・排便障害(重度の場合)
これらの症状は徐々に進行するため、「年齢のせいかな…」「疲れてるだけ」と放置されがちですが、
早期の対応が非常に重要です。
りまーる接骨院での治療法
① 詳細なカウンセリングと検査
まずは問診にて、症状の出方や日常生活での困りごと、生活習慣を丁寧に伺います。
整骨院では、徒手検査や姿勢評価、歩行分析などを通して、
痛みの原因となる筋肉の緊張や関節の動き、骨盤や背骨の歪みを総合的に確認します。
必要に応じて、整形外科でのMRI画像などを持参していただくこともあります。
② 手技療法(筋肉・筋膜の緩和)
神経の通り道が狭くなる原因のひとつに、腰回りの筋肉の緊張があります。
特に、大腰筋や腰方形筋、梨状筋などが硬くなると、姿勢が崩れ、脊柱管を狭くしてしまいます。
整骨院では、手技療法(マッサージ・筋膜リリース・ストレッチ)を用いて
筋肉の緊張を和らげ、神経の圧迫を軽減します。痛みのある部位だけでなく、
体全体のバランスを整えることを大切にしています。
③ 骨盤・背骨のアライメント調整
骨盤や背骨の位置がズレることで、重心の崩れや姿勢不良が引き起こされ、
狭窄を悪化させることがあります。
当院では、ソフトな矯正法を用いて、骨盤・腰椎・胸椎のアライメント(整列)を調整します。
ボキボキしない安心な方法で、年齢や体格に応じた無理のない施術を行います。
④ 電気治療・超音波療法
痛みやしびれが強い場合には、電気刺激療法(干渉波・低周波・ハイボルテージなど)や
超音波治療を取り入れます。
神経の興奮を抑え、筋肉の緊張を緩め、血流を促進することで、自然治癒力を引き出すサポートとなります。
⑤ 姿勢・歩行指導
脊柱管狭窄症の方に多い特徴的な姿勢が「腰を反って歩く」という動作。
これは脊柱管をさらに狭くし、症状を悪化させるリスクがあります。
整骨院では、骨盤を起こして腹圧を保つ歩行姿勢の指導や、座り方、立ち方の再教育を行い、
症状の改善と再発予防を図ります。
⑥ 筋力回復のための運動療法(リハビリ)
神経圧迫によって筋力が低下している場合は、無理のない範囲でインナーマッスル(体幹)や
下肢の筋力を回復する運動を取り入れます。
ピラティスや軽い体幹トレーニング、バランスボールを使ったエクササイズなど、
「動かしながら治す」リハビリを行うことが、根本改善には欠かせません。
まとめ
脊柱管狭窄症は、加齢や生活習慣の影響で誰にでも起こりうる症状です。
ですが、「もう年だから仕方ない」「手術しかない」と諦める必要はありません。
整骨院では、手技療法やリハビリ、生活指導を通じて、症状を和らげるだけでなく、
動ける身体づくりをサポートしています。
特に、早期に治療を開始することで、手術を回避できる可能性も十分にあります。
「歩くのが辛い」
「立っていると痛む」
「しびれが長引いている」
そんなお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。
あなたの「歩ける未来」を、一緒につくっていきましょう!
りまーる接骨院が、全力でサポートいたします。