オスグッド・シュラッダー病
2024/09/27
オスグッド・シュラッダー病
・スポーツをやっている小学生や中学生の子供が膝に痛みを抱えている
・オスグッドと診断を受けて、運動を休んでいるが良くならない
・休むと楽になるが、動くとまた痛みが復活する
このような症状でお悩みの方は是非当院にご相談ください！！
今回はオスグッド病（正式には「オスグッド・シュラッター病」）についてお話します。
特に成長期の子どもに多く見られるこの症状は、放置すると長引くことがあり、
運動を続ける上で悩みの種になることも。
整骨院で行う治療法や自宅でできるセルフケアについて詳しく説明しますので、ぜひご参考ください！
オスグッド病とは？
オスグッド病は、膝の下にある脛骨粗面（けいこつそめん）という部分に炎症が起こり、
痛みや腫れが生じる状態です。
この部分は、太ももの前面にある大腿四頭筋（だいたいしとうきん）が
収縮することで引っ張られる場所です。
スポーツをしている成長期の子どもたち、特にサッカーやバスケットボール、
陸上などをしていると、運動による筋肉の負荷が原因で発症することが多いです。
症状が進行すると、膝の下が腫れて硬くなり、触れると痛みを感じたり、
運動中や運動後に膝を曲げるのが難しくなったりします。
特にジャンプやダッシュをする際に強い痛みを感じることがあります。
オスグッド病の原因
主な原因は、成長期に急速に骨が伸びることと、それに伴う筋肉や腱の負荷です。
成長期の子どもたちは骨が急激に伸びる一方で、筋肉や腱はその変化についていけず、
過度に引っ張られることになります。
その結果、膝の下にある脛骨粗面の部分に過度な負担がかかり、痛みが発生します。
また、以下の要因もオスグッド病の発症リスクを高めます
・スポーツのやりすぎ（特に走る・跳ぶ動作が多い競技）
・不適切な準備運動やストレッチの不足
・硬くなった筋肉（太ももの筋肉が特に硬くなることで負担が増加）
りまーる接骨院での治療法
りまーる接骨院では、オスグッド病の痛みを軽減し、再発を防ぐための治療を行います。
当院では、以下の方法を取り入れて、患者様一人ひとりに合わせたアプローチを提供します。
1. 手技療法（マッサージと筋膜リリース）
大腿四頭筋やその周辺の筋肉が硬くなっていることが、オスグッド病の痛みの大きな原因です。
そこで、手技療法により、太ももの筋肉をほぐし、筋肉の柔軟性を高めます。
特に筋膜リリースを行うことで、筋膜の癒着を解消し、膝への負担を軽減します。
2. アイシングと温熱療法
痛みが強い場合、初期の段階ではアイシングを行い、炎症を抑えます。
特にスポーツ後や痛みがひどい時には、アイシングが効果的です。
また、炎症が落ち着いてきたら、温熱療法に切り替え、血行を促進し、筋肉の回復を早めます。
3. 電気治療
痛みが慢性的になっている場合や急性的な炎症所見がある場合には、電気治療を行います。
電気治療は、筋肉の緊張を緩和し、痛みを和らげるだけでなく、
血行促進や組織の修復を助ける効果もあります。
4. ストレッチ指導
接骨院での施術だけでなく、自宅でできるストレッチも非常に重要です。
大腿四頭筋やハムストリングス（太ももの裏側の筋肉）、
ふくらはぎなどのストレッチを毎日行うことで、筋肉の柔軟性が高まり、膝への負担を軽減します。
正しいフォームでのストレッチを指導しますので、継続的に行うことで効果を実感できるはずです。
5. テーピングとサポーター
痛みがある状態でスポーツを続けたい場合や、日常生活の中で膝のサポートが必要な場合は、
テーピングやサポーターを使用することで負担を減らします。
テーピングは膝や太ももの筋肉を適切にサポートし、膝下への負担を軽減する役割があります。
6. リハビリと再発予防
オスグッド病の治療では、痛みを和らげるだけでなく、再発を防ぐためのリハビリも重要です。
当院では、膝周りの筋力を強化するためのリハビリプログラムを提供しています。
特に、太ももやふくらはぎの筋肉を強化し、筋バランスを整えることで、運動時の膝への負担を軽減します。
自宅でできるセルフケア
接骨院での治療と並行して、自宅でもできるセルフケアを行うことで、
早期回復と再発防止を図ることができます。
1. 大腿四頭筋のストレッチ
オスグッド病の改善には、太ももの前面にある大腿四頭筋の柔軟性を高めることが大切です。
以下のストレッチを毎日行いましょう
立った状態で、痛みのある方の足首を手で持ち、膝を後ろに引いて大腿四頭筋を伸ばします。
この状態を20〜30秒キープし、左右交互に行います。
2. ふくらはぎのストレッチ
ふくらはぎの筋肉も膝に大きな影響を与えるため、以下のストレッチも効果的です
壁に手をつき、片方の足を後ろに引いて、かかとを床につけます。
その状態で前の足に体重をかけ、ふくらはぎの筋肉を伸ばします。
3. アイシング
運動後や痛みが強いときは、患部にアイスパックを30分間あてることで炎症を抑えることができます。
痛みが強い時には、1日に数回行うと効果的です。
接骨院での治療を早めに受けましょう
オスグッド病は、放っておくと症状が悪化しやすく、運動を制限されることにもつながります。
接骨院で早めに適切な治療を受けることで、痛みを和らげ、成長期の体を健康に保つことができます。
痛みを感じたら、無理せずまずはご相談ください。
お子様のスポーツ活動をサポートし、再発を防ぐために、しっかりとしたケアを行いましょう！
りまーる接骨院では、オスグッド病の治療に特化した施術とサポートを提供しています。
お気軽にお問い合わせください！
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