上腕二頭筋長頭腱炎
2023/12/15
上腕二頭筋長頭腱炎とは・・・??
力こぶの筋肉である、上腕二頭筋という筋肉の通り道である、上腕骨の結節間溝部場所で炎症が起こる症状です。
スポーツで言うと、野球のスローイング動作やバレーボールのアタック動作。テニスのサーブなどの動作時に起こりやすいといわれています。
また、仕事で重量物を抱え運ぶような動作を繰り返し行う。お子さんやお孫さんの抱っこ動作を繰り返すことで使いすぎにより、発生しやすい傷病です。
●握力が低下する
●腕を前にあげられない
●腕を後ろに回せない
〇ヤーガソンテスト→上腕二頭筋長頭腱炎の検査方法
〇スピードテスト→上腕二頭筋長頭腱炎の検査方法
上記に様な症状があり、ヤーガソンテスト、スピードテストで陽性で、腕の前側に痛みが生じる場合は、上腕二頭筋長頭腱炎を発生している可能性が高いです。
また、この症状が慢性化して長期的に続くと、筋肉が断裂してしまう恐れがあるので、放っておく事は非常に危険です。
以前のブログで肩の痛みでまとめているのがありますので、こちらもご確認ください!
肩の痛みから、肘の痛みが発生することもありますので
りまーる接骨院での「上腕二頭筋長頭腱炎」治療方法
上腕二頭筋長頭腱炎の治療方法としては、痛みが出ている場所を固定することが非常に重要になります。
テーピングや包帯などで固定をし、安静な状態を保つことで痛みが減少します。
当院では、全身的な姿勢から検査を行っております。
猫背で、巻き肩が強くなっている場合は、上腕二頭筋長頭腱炎を発生しやすくしている要因に繋がります。
・お腹の腹筋が低下して全身的な歪みが発生し、痛みに繋がっているのか
・肩甲骨を固定する筋肉が不足し、上腕二頭筋を強く活動させ痛みに繋がっているのか
・腱板損傷を過去に起こしてから、肩の動きを補うために上腕二頭筋を使いすぎて痛みに繋がっているのか
上記の、要因が違うだけで施術によるアプローチ方法が変わってきます。
必要なのは、固定をして組織を回復させてから、インナーマッスルを強化し上腕二頭筋の負荷を減らすことが
重要であり、インナーマッスルの再強化をしない限りは、同じような使い方をすると再発してしまう症状です。
そして、姿勢を全身から骨盤の調整をすることで、首や肩などのの歪みを整え
本来の正常な身体の動きを戻します。
骨盤や関節の調整は、バキッとした痛みを伴うものではなく、呼吸を使ってゆっくり行いますので
ご安心ください。
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